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お茶の入れ方

お茶の葉の量、お湯の温度、煎出(蒸らし)時間がポイント!
お茶の味は、低温から溶け出す「甘み・うまみ」と、高温で溶け出す「渋み」のバランスで左右されます。
飲むお茶の特徴を知っているといいですね。

煎茶の入れ方

1. 沸騰させたお湯を急須に注いで少しおき、急須を温めます。
2. 急須が温まったら湯呑にお茶を移し、湯呑も温めておきます。
3. 急須に人数分の茶葉を入れます。煎茶であれば一人分約2g(小さじに軽く山盛り1杯が目安です)
4. 急須にお茶を注いで少し蒸らします。(待ちます)
  お湯の温度は上級茶であれば70度くらいで2分、中級茶であれば90度くらいで1分が一般的ですが、
  当店の有機煎茶は80度くらいで40秒程度がおすすめです。
  上記のようにお茶の葉によって温度や時間が変わります。ポイントは茶葉が開ききる一歩手前で!
5. 湯呑にお茶を注ぎます。一気に注がず、少しずつ順番に廻し注ぎをします。
6. 美味しさがギュッと詰まっている最後の一滴で注ぎきりましょう。

※お湯の湯さましですが、熱いお湯を大きめの湯呑等に注ぎ、その器が温まると約10度さがります。
 それを繰り返すことで目的の温度に近づけるといいですよ。

番茶・ほうじ茶のいれ方

番茶・ほうじ茶は煎茶と違い甘み・旨みを楽しむというより、口をさっぱりとさせたり、香ばしさを楽しむための入れ方をします。スッキリたっぷり飲みたいので、大きめの急須や土瓶を使うと良いです。

1. 沸騰させたお湯を急須もしくは土瓶に注いで少しおき、急須を温めます。
2. 急須が温まったら湯呑にお湯を移し、湯呑を温めます。
3. 急須に人数分の茶葉を入れます。一人分約3g(大さじに軽く1杯が目安です)
4. 熱湯を急須に注ぎます。
5. 30秒ほど蒸らしたら煎茶と同様廻し注ぎをします。

上記は基本的なお茶の入れ方です。これが絶対!というものではありません。お茶をいれるのに一番大切なのは、「美味しく入れよう、美味しく飲もう」という気持ち。
その時の気分や気温に合わせてお湯を熱めにしたり冷茶にしたり、楽しんで飲んで下さるのが生産者として一番うれしいことです。